2017年認定
愛媛県の松山沖に浮かぶ釣島に立つ石造りの灯台。瀬戸内海の難所である釣島海峡を行きかう船を導くため、眼下には美しい海原のパノラマが広がる。ミカン畑を抜けた灯台敷地内には旧職員官舎もあり、明治初期に建設された当時の洋式建築がそのまま保存されている。140年以上前に島を訪れた灯台設計者のブラントンや初代灯台長らイギリス人たちが持ち込んだ「西洋文化」の息吹が、タイムカプセルのように閉じ込められたロマン溢れるスポットだ。
※灯りの高さとは、平均海面から灯りまでの高さ。
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