「恋する灯台」認定表敬訪問レポート⑨【京都府京丹後市 経ヶ岬灯台】
2018.10.12

こんにちは、日本ロマンチスト協会です。
10/11日、今日は会長波房による認定灯台の表敬訪問。9回目!
京都府京丹後市 経ヶ岬灯台です。
この一連の表敬訪問ですが、ここまで雨の季節をまたいでも、1回も雨に降られることなくやってきました!
しかし!!
今回の天気は少し油断していました。
台風でもないけど、なんとなく一日雨。
これはついにロマンチスト協会の「大切なイベントに雨は降らない」伝説の終わりかと思われました・・・。
しかし、波房会長は雨降る空を見つめてます。
そして、言います。
「ぼくたちのロマンス力が、いま試されている。空模様の涙をぬぐうのは、僕たちの仕事だ。そう思わないかい?」
あー、きました。
無駄にロマンスの高い会長の言い回しです。
「いいから上じゃなくて、前を見て運転してください」
会長なのにドライバーも務めてくれる波房会長にスタッフからチクリと言うと、彼は肩をすくめてスタッフを乗せた車を経ヶ岬灯台に向けて走らせました。
経ヶ岬灯台の駐車場に着くと、京丹後市の職員の方が出迎えてくれて、長靴に履き替え、軽いトレッキング。
20分ほど登ると灯台が見えてきました。
道中、会長はブツブツと口ずさんでいます。まだ言ってます。
「大丈夫、キミの心はもうすぐ晴れるよ・・・」なんて。
とりあえず聞かなかったフリをしました。
もうね。いい加減、諦めるころあいかと。
雨模様でも仕方ないじゃないですか・・・。
しかし、なんたる不思議。
雨がやみ、空が明るくなってきました!!(恐
魔法がかかりました。まさか、空模様に魔法が・・・!
結局、日本ロマンチスト協会一行が灯台滞在中、雨は止み、
灯台風景をふんだんに堪能できたのです。
さすがにここまで来ると、協会スタッフも「マジでこの会長、魔法使いかも・・・」と思い始めてしまいますよ。
表敬訪問、天気が心配だった箇所、すべてコレです。
灯台につくまで雨が降っていても、ついた途端に雨が止む・・・。
しかも一昨年も、去年も、表敬訪問はすべてこの調子。
ほんとに不思議です・・・。
ちなみに今回の経ヶ岬灯台の認定理由は、
「京都府最北端、丹後半島の断崖に建つ重厚感ある灯台は、明治31年の初点灯時からある日本最大級の第一等フレネルレンズの美しさも特徴だ。展望台からは棚田や日本海にそそり立つ断崖絶壁が望め、その最果ての風景に心を奪われる。経ヶ岬には、岬に棲みついた悪龍を文殊菩薩が長い戦いの末に善竜に教化したという伝説がある。絶景と神話という、古都とは異なる顔を持つ「海の京都」は、恋する相手にも秘められた魅力があることを教えてくれるスポットだ。」
というものです。
そう、ここが灯台ファンが絶賛する第1等フレネルレンズを有する明治31年初灯の石造り洋式灯台!!!
まるで小さなお城のよう。
建築物として極上に美しい。
そして近畿地方最北端だけあり、
海のパノラマ感が壮大かつロマンがあるのです!!
晴天であれば、世界の果てを美しく感じられる素晴らしき絶景!!
もう言葉もありません。
そしてひとしき灯台のある風景を堪能させていただき、一行が駐車場に戻ってきたら、ドン引くほどのどしゃ降りの雨・・・。
本当に、波房会長は空模様を恋に落としたのかもしれません。
その後は、京丹後市長を表敬訪問。
灯台談義、海談義で盛り上がり、恋する灯台を一緒に盛り上げよう、と
意見交換をさせていただきました。
ちなみに、経ヶ岬灯台は、道を整備工場していて、近い将来、灯台近くまでクルマで来られるようになるということ。
これは朗報です。
これからは、訪れる人も増えるはず!
市役所の皆さんもモチベーション高く、今後の盛り上がりに期待!
恋する灯台認定行脚もあとひとつ。
来週は最後の和歌山。
さあ、恋する灯台へ行こう!!