2018年認定

樫野埼灯台

認定理由

日本最初の石造灯台で、螺旋階段を上れば南紀の美しい海が広がり、冬には、建設に携わったイギリス人が故郷を想って植えたと伝わる水仙が甘い香りを漂わせる。樫野崎では1890年にエルトゥールル号遭難事故が起きており、遭難した船乗りたちは灯台の光を目指したという。故郷から遠い地で灯台を造った人がいて、その灯台に救われた異国の人がいる。不思議なドラマが生まれた場所に立てば、愛する人との絆を大切に思う気持ちが強まるだろう。

灯台データ

所在地
和歌山県東牟婁郡串本町
灯台の高さ
14.6m
灯りの高さ※
47m
初点灯
明治3年 ※昭和29年改築

※灯りの高さとは、平均海面から灯りまでの高さ。